ナチュラル・トリム記事一覧

※ アメリカン・ファーリアーズ・ジャーナル2017年3月号 (p.22-31) に掲載された記事の概要をご紹介します。ナチュラル・フットが最も理想的な蹄のモデルであるという主張を検討するため、ブライアン・ハンプソンがオーストラリア野生馬の蹄に関する研究を行った。様々な地域に住む野生馬をそれぞれ複数用いて、遺伝的形態、移動歴、栄養状態、蹄の形、蹄の健常性について調べた論文が14個ある。これらは詳細に...

※ アメリカン・ファーリアーズ・ジャーナル特集号(アサティーグ島の馬たち−ある装蹄師の考察)に掲載された記事の概要をご紹介します。アサティーグ島は、メリーランド州とヴァージニア州の東海岸に沿って大西洋に37マイル(59km)にわたって細長く伸びた島で、面積は48000エーカー(194km2)である。250頭以上の野生馬が生息しており、海岸や松林、砂地を行き来している。アサティーグ島の特殊な環境は、...

装蹄師以外の皆様へ馬が突然跛行を呈したとき、蹄が理想的な形でないからといって安易に蹄鉄をはずすと、蹄の縁が欠けてしまい再度蹄鉄を打つことが難しくなったり、蹄底や蹄叉が圧迫されて痛みが激しくなったりする場合があります。長期間にわたって馬房内で完全休養する場合には蹄鉄をはずしても差し支えない場合もありますが、長期休養の予定がない場合には特に、本当に蹄鉄をはずすべきかどうか、担当装蹄師に相談してください...