資料集

資料集記事一覧

少なくとも2種類のグリコーゲン蓄積性疾患が存在することが示されている。Type1 PSSMは、常染色体領域にグリコーゲン合成酵素 (GYS1) を獲得することによって生じる。この変異は少なくとも20品種の馬で確認されているが、サラブレッドでの報告例はない。一方でType2 PSSMでは、GYS1変異が認められないが、筋肉内に過剰量のグリコーゲン蓄積が観察される。Type2 PSSMの遺伝子型は特定...

麻痺性筋色素尿症 (Paralytic myoglobinuria), タイイング・アップ (Tying-up), 窒素尿症 (azoturia), Monday morning diseaseなどの用語も使われる。栄養バランスの異常や環境要因によって発症する例も明らかになっており、原因が特定されれば治療しやすい。原因● 多量の穀類を給餌されている馬は、労作性横紋筋融解症 (Exertional ...