ドクター・レドン講習会:蹄踵の潰れに対処する方法

2018年7月30日〜8月3日にわたって開催されたRic F. Redden主催講習会の講義内容の一部をご紹介します。
以下の掲載内容は、あくまでもドクター・レドンの主張をご紹介するものです。

 

● 蹄踵が潰れた蹄に鉄尾の長い蹄鉄を装着するべきではない。鉄尾が長くなれば蹄踵にさらに大きなテコがかかり、蹄踵はさらに潰れてしまう。

 

● 蹄踵が潰れてPAがマイナスになっている蹄では蹄踵を蹄叉の基部まで削り取り、鉄尾を曲げて装着するとよい。蹄踵部分を丸く整えることで着地時の衝撃を和らげることができると考えられる。

 

● 鉄尾を曲げて装着する際、鉄尾を大きく曲げすぎて蹄踵部分の血流を阻害しないように注意する。

 

 適切な鉄尾の曲げ方

 

● 鉄尾が曲がっていても障害飛越能力や競走能力に影響はない。